生徒様から「セル証明」の質問がありましたので、ブログにしておこうと思います。セル証明は情報処理技能検定試験にて出題される内容です。セル証明とはセル内の計算式を文字化することです。なかなか一般の方だと通常業務には出てこない操作にはなりますので、一般的な教材には記載されていない特殊な操作になります。
ではセル証明をやってみましょう。
まずは証明したいセルを選択します。今回はセルF3を選択します。
次にコピーします。「ホーム」タブから「コピー」ボタンでも良いですし、ショートカットキーのCtrl+Cでも構いません。
貼り付けは表の外にします。この場合はセルF8を選択し、「ホーム」タブから「貼り付け」もしくはCtrl+Vでも構いません。
エラー表示になることもありますが、気にしなくて構いません。
貼り付けたセルF8をダブルクリックして数式を表示させます。
数式の頭にシングルクオーテーション「’」を付けます。シングルクオーテーションはShift+7で入力できます。
これで数式が文字列として表示されます。これがセル証明です。
いかがでしたでしょうか?学校でも取得することがある情報処理技能検定試験で出題されるセル証明ですが、手順を覚えてしまえば簡単です。コピー貼り付けしてからシングルクオーテーションを頭に付ける!通常のお仕事では目にする機会が少ないですが、試験を受けられる方は是非覚えておいてください。